#DXR・DXRⅡ工法

長距離・急曲線の水道管路をどう築く?DXR工法を支える2つの技術

2026年09月04日

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。クボタ建設です!
これまで、DXR工法の概要とメリット開削工法・非開削工法・シールド工法の違いをご紹介しました。
DXR工法は、地下を掘り進める「DXRシールド」と、水道本管を構築する「PN形ダクタイル鉄管」を組み合わせた非開削工法です。
今回は、この2つの技術がそれぞれどのような役割を担い、長距離・急曲線の水道管路施工を支えているのかをご紹介します。


■地下を長距離・急曲線で掘り進める「DXRシールド」

DXRシールドは、水道本管と3口径差の小さいさや管で構築する水道用さや管シールド工法です。口径700~1,500mmの水道管路を対象としており、DXR工法は複数の急曲線を含む長距離施工が可能な工法です。
DXR工法では推進工法では対応が難しい急曲線区間においてもシールド工法に比べて口径の小さいさや管を構築することができます。そのため既設埋設物が多い市街地や道路条件が厳しい現場で活用されています。

■水道本管を構築する「PN形ダクタイル鉄管」

地下の掘進後、管を1本ずつ運び込み、順次接合して水道本管を構築します。
PN形ダクタイル鉄管は、限られた施工空間での運搬や管接合を可能にします。
また、水道管路として求められる耐久性や信頼性を備えており、DXRシールドで構築したさや管内に布設されることで、水道本管としての役割を担います。

■2つの技術を組み合わせる理由

DXRシールドでさや管トンネルを構築し、その内部にPN形ダクタイル鉄管を布設することで、水道本管を構築します。
地下を掘り進める技術と水道本管を組み立てる技術を組み合わせることで、道路を大規模に掘削することが難しい場所でも、長距離・急曲線を含む水道管路の施工を検討できます。

■よくある質問

  • Q:DXRシールド自体が水道管ですか?
  • A:いいえ。DXRシールドは水道管ではなく、水道本管を布設するために地下を掘進する技術です。水道本管には、PN形ダクタイル鉄管を使用します。

普段は目にすることのできない地下では、地下を掘り進める技術と水道管を布設する技術が連携し、暮らしを支える水道基幹管路が築かれています。
適用条件や施工方法の詳細は、個別案件ごとにご確認ください。


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